貴腐ワインのチョコレートに一目ぼれ。阪急うめだのバレンタイン特設会場に行ってきた話。
今週のお題「バレンタインデー」
先日阪急うめだのバレンタイン特設会場に行ってきました。
もう終わった頃に記事にするあたりものすごくダメ人間です。すだまです。
バレンタイン関係の催事に赴くのは小学生のときのサティぶり。サティって言って今の若い子には通じるんでしょうか。イオン系列です。
友達がチョコを買いたいというのでついてったくらいです。なんかおいしそうなのとか入れ物かわいいので安いのがあったら買おうかなあ~なんてのんきに構えてました。途中までは。そう、途中までは。
フロアに到着すると、まあ意外と空いている。たぶんこういうところにチョコを買いに来るような人はOLさんで、今年はバレンタインは日曜日だったので金曜日までにみなさん買ってしまったんでしょうね。
思ったよりも穴場の日だったみたいです。2月13日土曜日。
なのでそれぞれのブースやお店のお姉さんたちがすごく声をかけて来てくれる。試食もおすすめしてくれる。
チョコは大好きですしあまり好き嫌いもしないのでデブには断る理由がないです。とりあえず片っ端からいただく。とてもおいしい。
味見でおっと思ったのはまずはこちら。
まめや金澤萬久さんのあられチョコと黒豆チョコ。しょっぱ甘い味わいや柔らかくほっとする甘味がカカオの力強さや砂糖とフルーツの甘味と違って印象に残ってました。あと九谷焼の入れ物がとてもかわいい!豆の形と優し気な絵柄が本当に見ていてにこにこしてしまうくらいかわいいんです。
あと大阪の宇治園というお店のほうじ茶チョコ。
京都山城 創業明治二年 宇治園 / お茶と抹茶スイーツ | 百貨店でお馴染みのさまざまな緑茶・日本茶・和菓子・抹茶スイーツを通販でお取り寄せ。お茶の知識や様々な話題もご提供いたします。
こちらです。
こっちも優しいのに香ばしく奥深い味わいでとてもおいしかったです。
普段カカオ多めのブラックチョコばかり食べてるからか、会場のにおいがチョコレート満載だったからか、そういう少し変わり種のチョコレートがすごくおいしく感じました。
あと目を引いたのはここ。
これを味見するころにはすでにいろんなチョコレートを食べてて申し訳ないことに正直ほとんど味がわからなかったんですけれども。
手のひらに収まるか収まらないかくらいの大きさの正方形のチョコを売ってるんですね。
ただ味の種類がかなり多くて、パッケージもシンプルで統一されてるのに色が全部違うからそれだけですごくおしゃれ。
とてもおしゃれ。よくわからないけどニューヨークみたいな感じでした。語彙力がなくて申し訳ない。
ほんとうに、ほんとうにいろんなチョコに目移りしました。味見させていただいたお店はどこもおいしかったし、陳列されている商品はどれもきれいでかわいい。
ただ心奪われたと言ってもいいくらいのものが2店舗。
こちらのお店の乾燥ほおずきのチョコレート。商品名は「カカオの魔法」です。とっても素敵。
赤ワインよりも多いポリフェノールが含まれてるらしいほおずき。えっ食べるものなんですか!?なんて店員の方に言っちゃうくらいびっくりしました。
あんまり市場に流通してない産地のカカオを使っているものが多くて、いろいろと試食させていただいたんですけどたしかに今までと違った味わいの、深くて苦味の強い、だけどさっぱりした味わいのチョコレートでした。
カカオニブというやつも初めて食べました。粒チョコ。とてもおいしかった。
それからハチチョコレートという花粉とはちみつの入った甘味の強いものもいただきました。
本当にあれこれ詳しく説明していただいて、いろいろとお話させてもらって、すごくすごく素敵な時間過ごせました。私が富豪なら全品買い占めてました。
ただしこのお店に出会う前に衝動買いしたものがあったんです。
それがこちら。
こちらで取り扱いのある「ヴェルディエ」というブランドの「レザンドレ・オ・ソーテルヌ’貴腐’」というチョコレート。
ほんとうにこれは、これは、あの、素晴らしかったです。
そもそも『貴腐』ってなあに?って感じかもしれませんが、まあ特別なカビが生えてブドウがめちゃくちゃ甘くなることを言うんですって。(即席のWiki知識)
で、そのめちゃくちゃ甘くなったブドウを使った白ワインが貴腐ワイン。白ワインの王様です。
わたしは貴腐ワインって名前だけは知ってました。作るのが本当に難しくて希少な超甘口ワイン。いつか飲んでみたいなって思ってたんです。
で、それを使ったチョコレートを今回たまたま見かけたんですね。テンション上がりますよね。
「わあ!わあ!!貴腐ワイン!!貴腐ワインのチョコだって!!!!そんなんあるんや!!!!へえ!!!!!」と一人大騒ぎ。若干引く友人。
見かねたスタッフさんがご試食いかがですかと差し出してくれました。一粒食べさせてもらう。途端に広がる濃厚なレーズンの味と貴腐ワインの甘味。それに添えられたカカオの味。チョコレートとか砂糖とかの甘さではなかったです。本当にこれたぶん純粋に貴腐ワインに付け込んだレーズンの甘味だと思います。
もうこの時点で完全に一目ぼれです。落ちてます。でも金欠の私。値段を確認する。まだ半分も回ってない催事会場を思い出す。
スタッフさんお二人に「すいません!すいません!一周してから考えます!」と謝りながらその場を離れます。でも一周しても残る貴腐の甘味と風味。こりゃもうだめだと腹くくって速足で戻ります。笑顔で迎えられます。
すいませんこれください!自分用です!
完全なる予定外の出費。衝動買い。ただ反省も後悔もしてません。絶対これ逃してたほうが後悔します。
常温で長期間保存できるらしいので、少しずつ食べていこうと思います。
何か悲しいことがあったとき、つらいことがあるときとかにね。。
おいしいものは魔法です。食べれば幸せになる魔法です。デブが言ってるから説得力あるのかな、むしろ逆にないのかな。不安になりますが。
食べすぎないように大事に大事に食べていこうと思います。
食べ物の記事が思ったより長くなってしまって私のデブ力見せつけてる感じがすごいですね。
デブが選ぶうまいものの記事は定期的にしていこうかな。