冬来たりなば、春遠からじ。

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急に春を目の当たりにする

今日はとても暖かかったですね。すだまです。

 

なんとなくあったかくなってきたし花粉症のひとも周りにちらほら出てきたし、ああ春だなあってカレンダー見ては思ってました。

でもあんまりそんな実感はなく。

なんでだろうなあ、ってぼんやりと思ってたんですが、ようやく原因がわかりました。

桜、見てませんでした。

 

家から駅までの間には桜の木なんてないし、電車に乗っちゃえば満員電車の息苦しさを紛らわすために本の中身しか目に入れないようにしてます。

で、駅から職場まではビル街なんで桜の「さ」の字もないんです。

 

花見がどうこうとか話題になってたり、ニュースとかでちらほら桜の映像見たりはしてたんですけども。

やっぱり直接桜を見ないと全然「春が来たな」って思えないんだなって、初めて気が付きました。

 

今まではなんやかんやで身近に桜の木があって、つぼみが膨らんだりほころんだり開花したりっていうのをまあ日々見れていたんですよね。それでああ、春が来たなあ……って感慨深くなっていたものなんですけれども。

 

なんか、そういう季節の移り変わりとか些細なことに気を配れなくなってるんだなってふと思いました。

気温は服装を決めるための指針でしかなくて、あったかくなったら薄着しないとしんどいとか、まあそういうことしか考えてなくて。

桜が咲くのもお花見するのもニュースだけの遠い出来事で、季節なんて過ごしやすいかどうかくらいしか問題にならなくて。

なんか、急に自分がさみしくむなしいつまらない人間に思えてしまって。ちょっと落ち込んでます。

 

季節の移り変わりに心を寄せたり、なんでもないことにはっとしたり、きれいなものをゆっくりめでたり、なんか、そういう、そういう生活って余裕があるし豊かで満たされてるなあって思います。

なんか平安貴族みたいですけどね。

いつかそういう生活がしてみたい。

 

とりあえず、来週とかになってしまうけどお花見、どこかに行こうかな……。