冬来たりなば、春遠からじ。

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ストイックに本を読む?

休みの日はたいてい図書館に行ってます。すだまです。

 

先日聞かれました。

「遠野さんって休みの日何してんの?」

これに対して素直に「1日中Twitterに張り付いてます」とか「友達と1日Skypeしてました」とか「動画サイトめぐってたら日付変わってました」とか「日曜は7時半に起きてスーパーヒーロータイム満喫しました」とかって職場では言えないんですよね。

で、基本的にはこう答えてます。

「図書館行ってますね」

あとは「この前の休みは病院に」とか「お天気悪かったんで1日家で本読んでましたね」とか答えてます。

 

堂々と趣味は読書で大学は近代文学研究してましたって答えてるので全然違和感はないと思ってます。まあオタクは隠してませんけれども。

で、先日も聞かれたのでいつも通り「いやあ図書館行ってましたね」って答えると、珍しく追撃が。

「今何読んでんの?」

「今は宮部みゆきを片っ端から読んでますね。とりあえず図書館にあるやつ全部読もうと思って」

で、これに返ってきた答えが「遠野さんって本に対してそういうストイックなとこあるよなーそういうイメージ」

 

えっ読書にストイックってなんですか!?って聞こうと思ってやめました。

 

私にとって読書って娯楽です。趣味です。もちろんそれに付随して考察とかもしますけど。これも趣味の一環なんですよ。

新書の場合はまあ興味ある分野で新しい知識がほしいってことがあるんですけども。それも趣味の延長ですよね。

特に小説なんてそうです。読んでて楽しいもの。読みたいものしか読んでません。

ただある特定の作者の本ばかり読んでしまうのは、そう選ぶと外れがないからなんですよ。

実は先週普段読まない作者の本をタイトルに惹かれて借りてみたんですね。で、読んでみたんです。

まあ、あの、うん。決して文章がへたくそとかそういうことではないんですけれど、どうしてか個人的にあまり面白く感じられなかったんですよね。

で、とりあえず読む本の選択肢がまだいっぱいあるのに冒険するのは今はやめようって思いました。

宮部みゆき、面白いです。

でもこうやってほかの作者に目を向けずに一人の作者が書いた作品ばっかり読むのって読まない人にはストイックに映るんでしょうか……。

 

というか、生まれた時からずっと本を読んで過ごしてきたので、本を読まない人がどう考えてるのか、どう見えているのかっていうのが全然想像つかない。

でも小説以外の本も読みたい気持ちがあるのに、どういう分野・どういうジャンルの本から読めばいいのかわからない。

新書でおすすめの本とか分野とかあったら知りたいなあって思いつつも、読書家の友人たちは大学卒業とともに疎遠になっちゃったんですよね。

似たような感性を持った人のおすすめの本とかってすごくありがたかったんだなって今になってしみじみ思います。

新しい本の分野を開拓したいなと思う私と、でも冒険して失敗したくないって思う私。複雑です。

 

でも、本を読むって、楽しいですよ。